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『ダンソン』

ダンソン

ダンス
彩の国さいたま芸術劇場にて
1995年5月初演
ピナ・バウシュヴッパタール舞踊団

一緒に観たダンサーの友人が、「あんなに楽しそうにダンサーたちが踊っているのをみると、うれしくなってしまう」と言っていた。

Tシャツを、脱がせあうことまでダンスにしてしまうしなやかさは、演劇的にも純粋に楽しめる。

とにかく、ダンサーひとりひとりの個性をよく知っている。気ままなようで、「自然に」計算されているんだろう。 水槽の前で、哀愁を漂わせ、はかなげに踊るピナ・バウシュは、とても素敵な女性。

また、「種まきおじさん」と「ナンダッテヤッテヤル」のおばさまの、すっかりファンになってしまった。 ただ、日本語のギャグは、ちょっと寒かったな?